秘密を話した夏祭り
ピピピピッッッ



携帯のアラームで目が覚める。



私は音瀬 碧(おとせ あお)



中学2年生



生まれつき心臓病を持っていて他の人と同じように運動とかできない



碧「ふわぁぁ」



大きく伸びをして学校に行く準備を始める



準備が出来た....そろそろ行くか、



ガチャ



春「おはよう!!」



でかい声で挨拶してきたこいつは小学校から仲良しの一ノ瀬 春(いちのせ はる)



春「聞いてよ〜」



いっつも登校する時に男子の愚痴とかを聞かされる笑



春「あ、見てみて!毒舌王子だよ!」



そう言って春が指さしたのは



浅川 颯(あさかわ そう)


なんか毒舌王子って言われてるらしい



毒舌ってwww



碧「春.....そういう趣味なのね、」



春「違うからっ!!」



私が少しからかえば頬を赤くして怒るのだ



正直めっちゃ可愛い( '-' )



颯「じゃま」



私たちの後ろからあの"毒舌王子"が話しかけてきたのだ。



春「はぁぁごめんなさい!」



颯「聞いてた?じゃま」



私はどかなかった。だってさ?



横の道空いてんじゃん!!!!!!!!!!



そこ通れよ!!!!!!!!!



なにが毒舌王子じゃ!!!!!



ドンッ



は?



軽く簡単に状況を説明するとですね、壁ドンというやつをされてるんですけども....



近くの女子たちはキャーキャー騒ぎ立てている。そりゃそうだ『王子』と言われるほどの顔立ち、運動神経抜群、成績優秀。惚れるわな....



碧「あの、どいてくれます?」



颯「無理」



碧「は?」



あ、やべ、素が出ちゃった。春なんて顔ひきつってんじゃん



え、これどうなんの



颯「おい、ちょっとツラ貸せ」



そう一言言うと屋上に連れていかれた。



颯「あのさ、お前、誰?」



碧「……は?」



何を言っているんだこと人は。

同じクラスですけど?!

ふざけてんのか?!

碧「同じクラスの音瀬 碧ですけど?」



颯「ふ〜ん。碧ね、よろしく」



碧「うぇ?あ、え、よッよろしく?」



颯「ふッ…あはははは」


面白いねwwwwww
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