東堂副社長の、厳しすぎる初恋 +7/18
――見張るどころか、夫人はここに私がいることも忘れてるんじゃないの?

夫人だけじゃない。
同じ敷地に住んでいる人がひとり増えたというのに、気づかない東堂家の人々。

それってどうなのよ? 信じられない。

ひとしきり文句を言って、叶星はまた草刈りの鎌を手に取った。

もうちょっと働いたらシャワーを浴びよう。
冷凍庫にはシェフ手作りのシャーベットやらアイスクリームが眠っている。

「さあ、頑張るぞ」
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