東堂副社長の、厳しすぎる初恋 +7/18
草むしりが終わってシャワーを浴びてひと息ついたところでランチタイム。
今日は昼食ものんびりしたものである。
夫人も誰もいないので、別館一階にあるリビングでセイさんとふたりで食べることになった。
使用人たちの休憩所にもなっているというこのリビングにも、ミニキッチンがある。昼はシェフも来ないので、セイさんが用意してくれた。
今日のメニューはとろとろの卵焼きが乗ったオムライス。
そこに昨夜の夕食ビーフシチューの残りが掛けてある。添えられているのはサラダに、ズッキーニや夏野菜のスープ。
「美味しそう!」
「お腹空いただろう? 山盛りにしておいたから」
「ありがとうございます! いただきます」
サラダよりもスープよりも先に、早速ひと口オムライスをすくって口の中に入れる。
「んー」
卵焼きを被ったライスはカレー風味だ。
それはもうジタバタしたくなるほど、美味しかった。