元カレ社長は元カノ秘書を一途に溺愛する
「これから何があるかわからないけどさ。全力で守るから、頑張るからさ、一緒にいよう」
二人景色のきれいな山頂のベンチに座りながら景色を見る。

杏奈の手をしっかりと瑠衣が握っていた。

「うん。」
「大変なおもいさせるかもしれないけどさ、杏奈が頼れるような夫になる。」
「うん。」
「夫だって。恥ずかし」
照れる瑠衣に笑う杏奈。

自分の左手の薬指にきらめく指輪を見ながら、まだ油断をすると涙があふれ出す。

その度に、瑠衣がそっと拭ってくれた。

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