元カレ社長は元カノ秘書を一途に溺愛する
杏奈は瑠衣に挨拶をしてから自分の席に荷物を置いて、瑠衣に一日のスケジュールを伝え、その日必要な資料や製品を用意する。

忘れてはいけないのが朝一番の瑠衣のコーヒーだ。

多忙な瑠衣と比例して杏奈の仕事量もかなり増えている。
昼食は瑠衣は最近、重役や外部の取引先の幹部と会食をすることが多く、杏奈は瑠衣を見送ってから自分のデスクでおにぎりやパンをつまみながら、薬学に関してや自分の会社の製品についての資料を読み漁ることが多い。
時々瑠衣と一緒にテイクアウトの食事をお互い仕事をしながら食べることもあった。

そして帰りは終電ギリギリまで仕事をする。
瑠衣には何度も帰るように言われるが、杏奈は聞かなかった。
上司である自分が帰らないからと思った瑠衣が何日か連続して定時で帰宅した時もあったが、それでも変わらず残業する杏奈に、ならば一緒に残ったほうが安全だと判断したらしく、定時で帰るのを瑠衣は止めた。

何度か終電を逃して、瑠衣に家まで送ってもらったこともある。
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