捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
止めようとしたけれど、鳴が私にくっついてきてしまった。まだ寝ぼけているらしく、ぎゅっと抱き着いてむにゃむにゃ言っている。
それをいいことに芽衣子は玄関へ歩き出してしまった。以前、涼さんを引っぱたいたときのことを思い出して胸騒ぎを覚える。
「翠は鳴くんと中にいて。なんか壊されてるかどうかを確認するだけだから」
この家の塀には壁の中に穴があって、そこにいくつかプランターが置いてある。芽衣子がかわいいからと花を飾っていたものだ。毎日せっせと水やりをして花が咲くことを待っていたのを知っているだけに、それが心配なのだろうと察してしまう。
「せめて涼さんのお迎えが来てからの方が」
「さっきも音がしてたでしょ? もしあれがうちのプランターだったら……。同じ目に遭わせてやる」
それをいいことに芽衣子は玄関へ歩き出してしまった。以前、涼さんを引っぱたいたときのことを思い出して胸騒ぎを覚える。
「翠は鳴くんと中にいて。なんか壊されてるかどうかを確認するだけだから」
この家の塀には壁の中に穴があって、そこにいくつかプランターが置いてある。芽衣子がかわいいからと花を飾っていたものだ。毎日せっせと水やりをして花が咲くことを待っていたのを知っているだけに、それが心配なのだろうと察してしまう。
「せめて涼さんのお迎えが来てからの方が」
「さっきも音がしてたでしょ? もしあれがうちのプランターだったら……。同じ目に遭わせてやる」