捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
「鳴!」
私も一拍遅れて外に飛び出し、思い切り腕を伸ばした。
ぎりぎり届く範囲にいた鳴を強引に引き寄せ、勝手に動かないよう抱き上げる。
「ママ、めいちゃんないてる!」
ばたつく鳴がしゃがみこんでいる芽衣子を指し示す。
その芽衣子を取り囲んでいた不躾な人々が、私と鳴を見てその矛先を変えた。
「神立涼氏の隠し子だという噂は本当ですか?」
「もともとドルチェで働いていたんですよね、天津翠さん!」
――私の名前どころか、経歴まで調べられている。
芽衣子のように叫ぶことにはならなかったけれど、一斉に詰め寄られて頭が真っ白になった。
「ママ、こわいこわいだよ。なるくん、おうちかえる……!」
うぇ、と鳴が怖がって鳴き始める。そのおかげで意識が戻った。
私も一拍遅れて外に飛び出し、思い切り腕を伸ばした。
ぎりぎり届く範囲にいた鳴を強引に引き寄せ、勝手に動かないよう抱き上げる。
「ママ、めいちゃんないてる!」
ばたつく鳴がしゃがみこんでいる芽衣子を指し示す。
その芽衣子を取り囲んでいた不躾な人々が、私と鳴を見てその矛先を変えた。
「神立涼氏の隠し子だという噂は本当ですか?」
「もともとドルチェで働いていたんですよね、天津翠さん!」
――私の名前どころか、経歴まで調べられている。
芽衣子のように叫ぶことにはならなかったけれど、一斉に詰め寄られて頭が真っ白になった。
「ママ、こわいこわいだよ。なるくん、おうちかえる……!」
うぇ、と鳴が怖がって鳴き始める。そのおかげで意識が戻った。