捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
 すぐにそう返されて言葉に詰まる。

「……だって」

「俺がなにを言ってもお前は信じられない。そんな相手でもいいかとも思えない。……それでうまくいくと思っていないから、俺を避けるんだ」

 言い当てられて唇を引き結ぶ。

「お前たちを手に入れるためなら、もっとうまくやる。俺にはそれができる」

 涼さんは私と向き合って話をしてくれていた。だから目を逸らせない。

「疑う方が楽か?」

「あなたを信じたくないだけ」

 また、かわいげのないことを言ってしまった。心の中を見透かされるのが嫌で、本当は感謝しているのに、信じたいと思っているのに、この人を拒むために吐き出す。

 私の言葉を聞いた涼さんは微かに表情を変えた。

「俺も傷付くんだからな」

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