捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
「なに?」
「呼んでみただけだ」
「……なんで?」
「返事があるのがうれしい」
私の背中をすっぽり包み込みながらそんなことを言う。むずがゆいような気持ちになるのはこれが初めてではなかった。
(よく今まで、この人の言葉を疑ってこられたなって思う……)
涼さんの言葉はまっすぐで嘘がない。うれしければそう言うし、気に入らなければちゃんとそれも伝えてくる。好きだという言葉もしれっと言うし、鳴に対しても「ママはパパのものだから」と大人げない牽制をする。
すっかり仕事を中断させて私を弄ぶことにしたらしい涼さんに付き合い、しばらくおとなしくしていると、不意に耳を噛まれた。
「っ、ん」
「あんまり声を出すと鳴が飛んでくる」
「じゃあ、そういうことをしないで」
「お前が我慢しろ」
「呼んでみただけだ」
「……なんで?」
「返事があるのがうれしい」
私の背中をすっぽり包み込みながらそんなことを言う。むずがゆいような気持ちになるのはこれが初めてではなかった。
(よく今まで、この人の言葉を疑ってこられたなって思う……)
涼さんの言葉はまっすぐで嘘がない。うれしければそう言うし、気に入らなければちゃんとそれも伝えてくる。好きだという言葉もしれっと言うし、鳴に対しても「ママはパパのものだから」と大人げない牽制をする。
すっかり仕事を中断させて私を弄ぶことにしたらしい涼さんに付き合い、しばらくおとなしくしていると、不意に耳を噛まれた。
「っ、ん」
「あんまり声を出すと鳴が飛んでくる」
「じゃあ、そういうことをしないで」
「お前が我慢しろ」