捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
「いろいろあってこれまでは交流できなかったけど、これからは仲良くしてもらえるとうれしいな」

「もちろんです。こちらこそよろしくお願いします」

「敬語も使わなくていいんだよ。家族なんだし」

「馴れ馴れしい」

 横から涼さんがぴしゃりと言う。それを聞いた義父がまたしゅんとしてしまった。

「涼さん」

「誘われても実家へは行かなくていい。俺の親だからと気遣う必要はないからな」

「そんなこと、できるわけないでしょ」

「お前が一番気に掛けるべき相手は俺だろう。まだ三年分の埋め合わせをもらっていない」

「自業自得って知ってる?」

 ふい、と涼さんが顔を背けた。子供みたいな真似をするなと言いたい。

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