捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
「そんなこと言って……。鳴のことも咲月のこともかわいいって言ってたよ。私、ちゃんと聞いたからね」

「さっちゃん、いちばんかわいい?」

 きゃっと声を上げた笑顔はかわいいと思う。兄としてちゃんと守ってあげなきゃならないと思わされる。

 だけど次の瞬間、咲月の表情が曇った。

「パパとなるくん、さっちゃんのぷぜれんと、ないないしたの……」

「プレゼント? なにをあげたの?」

「おはなとおほしさま……ぴかぴかの……」

 また泣きそうになるんじゃないかと思ったけれど、そこはママの方がうわてだった。

「もう一回あげればいいんじゃない? この間、パパにぴかぴかの折り紙を買ってもらったでしょ?」

「あとよんまい!」

「足りないなら買ってやる」

「あとひゃくまいほしいー」

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