甘い恋には程遠い

大神の正論に腹が立ってた。

慧「上向いて。」

桃花「…何?」

ポケットからガサゴソと
何かを取り出した大神は
それを放り投げた。

慧「やるよ。」

何が降ってきたんかは分かれへんかったけど
キャッチしたら、大神がいつも
食べてたコンビニのパンやった。

慧「パンなら5分もあれば食えるだろ。」

せやから、あかんねん。大神は。
…何…嬉しい気持ちにさせてくれてんねん。
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