甘い恋には程遠い

だから、今度は…
お母さんに伝えたい。

桃花「…教えて欲しいです。」

母「え?」

桃花「大神のおふくろの味。
知りたいです。…距離があるから…
頻繁には来られへんけど…
でも…知りたいです。こうやって
一緒にキッチンに立って…
野菜切ったり…したいです。」

世話焼き人桃花の
お節介を押し付けたい。

桃花「私、好きなんですよね。
料理って…愛情の塊や思いませんか?
ご飯食べな生きて行かれへんし…
お腹が満たされてないとイライラするし…
悲しい事や辛い事があっても
料理のええ匂いに癒される事もあるし…
生きてる。愛されてる。幸せや。…て
思う時、いつもそばに美味しい料理が
あったように思うんです。
せやから…伝わってますよ。大神にも。
お母さんの愛情は…きっと。」
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