【web版】氷月の騎士は男装令嬢~なぜか溺愛されています~(コミカライズ:男装令嬢が性別を隠して士官学校に入学したら、王子様と騎士様が執着してきます)
「ねぇねぇ! 花言葉は?」
「うるせーなー!」
「知ってるんでしょ? それとも知らない?」
「知ってるよ! 花言葉は『信頼』だ!」
ほう、信頼とな。
睡蓮か。
どんな花が咲くのじゃろう。
太陽の花と言ったか。
ああ何だかくすぐったいわ。
春が深まってきてるのかの。
妙に水が緩んできておる。
なんて、温かいのじゃろう。
わらわは泥に近づいて、そっと小さな緑に触れる。
おぬしに太陽の加護があるように。
水の加護はわらわがもちろん与えよう。
幾年月もいついつまでも、わらわの園で咲くが良い。