あたしを撫でる、君の手が好き。

「ほ、ほんとにうちでいい?」

遠慮がちに確かめると、あっくんが悪戯っぽく目を細めた。


「見せてくれるんでしょ?アルバム」

「え、うん」

あっくんの言葉に、ほっとしたのが半分。だけど、残念に思った気持ちも半分。

そんなあたしの、微妙な心のうちを知ったら、あっくんはどんな顔をするんだろう。


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