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拓実の次は優。私の頭をぐっと引き寄せて抱きしめた。

紫「天咲、無事でよかった」
「優、心配かけてごめん。あとお守りも…」
紫「気づいてくれてよかった。
取りに帰ってきてくれてありがとう。
天咲はもう一人前の始末屋だよ」
「優のお守りのおかげでみんなの所に戻ってこれたよ。ありがとう」

そして、優が離れると健斗が抱きしめてくれた。

赤「天咲は俺が心配しなくても、冷静だったね」
「健斗が傍で見ててくれたからだよ」
赤「天咲はよくやったよ。ご褒美に明日の夜は好きなもの作ってあげる」
「ふふ、ハンバーグがいいな笑
ありがとう」

健斗が抱きしめ終わると、光成が私を抱きしめた。

緑「天咲おかえり」
「光成ただいま」
緑「天咲は俺よりも奇策を考えるね。
すっかり裏切られたかと思ったよ」
「敵を欺くにはまず味方から、ね?」
緑「やっぱり天咲には敵わないな。
でも天咲、やりすぎ笑」
「ふふ、今はその言葉さえも心地いい」

そうして光成の次に篤志が駆け寄ってハグしてくる。

白「天咲おかえり!」
「篤志ーただいま!」
白「僕のこと、僕の力、信じてくれてありがとう。
たくさん練習してくれたんでしょ?僕に伝えること」
「…え?なんでそれを?」
白「全部言い終わったあと、よし練習通りに言えたって聞こえた笑」
「恥ずかし笑 でも私は篤志のこと信じてたよ。みんなに伝えてくれてありがとう」

そして、篤志の次に来たのは直樹。
ぎゅっと私を抱きしめてくれる。
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