ハーフな俺。前編(完結)
「りく・・・・」
陸の言った言葉の意味がようやく理解できた俺。
「わるぃ・・・・俺っ」
「すっげぇ俺馬鹿みたいだろっ。お前が悩んでても何もできねぇしよー。
俺はお前の力になれるわけねぇし、何か変えてやるとか
出来るわけじゃねぇけど、
でもよー、それでもお前が一人で抱え込んで、苦しむのなんか
見たかねぇんだよ。」
そう陸は続けた。
「りく、俺なっ、辛い・・・んだ。お前の言う通り
何で俺ばっかりって最近思う・・・
何で俺だけって・・・そんなことばっかり考えてた。」
俺は言う。
「おぅ。そっか。」
そううなづく陸はいつも通りの陸に戻っていた。