こんぺいとうびより
「彩木さん、料理の腕どんどん上がっていきますね!葉吉さんと暮らし始めてからそうだったけど、最近ますます・・・。」
昼休みの休憩室。璃子は先輩の彩木衣緒と昼食をとっていた。彼女の彩りきれいな栄養バランスも良さそうなお弁当を眩しそうに眺める。
「い、いえ、そんな・・・えっと、動画サイトやSNSで簡単に出来る料理のレシピ見て・・・便利な世の中になりましたよね・・・あ、前からそんな世の中だったのに私が知らなかっただけか。」
頬をわずかに染めて少し恥ずかしそうに笑う。
「・・・。」
───柔らかい雰囲気、にじみ出るマイナスイオン・・・あたしには絶対にないものだ。小さくて可愛らしくてメイクもナチュラルで・・・見た目も性格も全然違う。新貝さんが好きになった彩木さんのようにはあたしはなれない・・・どうしたら、好きになってもらえるんだろう・・・そうだ!
「・・・彩木さん、爪切り持ってます?」
「ありますよ。持ってきましょうか?」
「あたしのじゃなくて彩木さんの爪を・・・。」
目をギラリと光らせ彼女の指先を見つめる。
「え!?」
「爪切ってそれ譲ってください!彩木さんの爪の垢煎じて飲みたいので!」
「ええ~~~!?」
昼休みの休憩室。璃子は先輩の彩木衣緒と昼食をとっていた。彼女の彩りきれいな栄養バランスも良さそうなお弁当を眩しそうに眺める。
「い、いえ、そんな・・・えっと、動画サイトやSNSで簡単に出来る料理のレシピ見て・・・便利な世の中になりましたよね・・・あ、前からそんな世の中だったのに私が知らなかっただけか。」
頬をわずかに染めて少し恥ずかしそうに笑う。
「・・・。」
───柔らかい雰囲気、にじみ出るマイナスイオン・・・あたしには絶対にないものだ。小さくて可愛らしくてメイクもナチュラルで・・・見た目も性格も全然違う。新貝さんが好きになった彩木さんのようにはあたしはなれない・・・どうしたら、好きになってもらえるんだろう・・・そうだ!
「・・・彩木さん、爪切り持ってます?」
「ありますよ。持ってきましょうか?」
「あたしのじゃなくて彩木さんの爪を・・・。」
目をギラリと光らせ彼女の指先を見つめる。
「え!?」
「爪切ってそれ譲ってください!彩木さんの爪の垢煎じて飲みたいので!」
「ええ~~~!?」