キミと、光の彼方へ。
砂汐奈を完全無視しながら手を洗い、うがいをし、鍋に水を沸かして火にかけた。

そしてテーブルの上の置き手紙を見る。


「あっ!お父さんからだ!ふむふむ...今日も8時に帰って来るんだ。そうだ!お母さんにも言わないと。お母さーん!さゆ帰ってきたよ~」


砂汐奈はいつだって騒がしい。

それが私にとって都合がいい時と悪い時がある。

今は......半々だ。

私は手紙に手を伸ばした。


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