キミと、光の彼方へ。
時刻は早くも午後6時を回った。

今日のラストを飾るのは、手持ち花火。

私がバイト帰りにハマートで購入してきたものだった。


「わぁい!これ、なんだろ?」

「スパークかな?」

「スパークって、あの勢いすごいやつでしょう?」

「うん、そうだよ」


すっかり会沢さんに懐いた砂汐奈は、会沢さんにぺったりくっついて離れない。

私は人見知りだというのに、砂汐奈は全然そんなことなくて自分から近付いていく。

本当に同じ親由来かと何度も疑ってしまう。


「帆栄くん、つけて」

「オッケー」


こちらもハマートで調達したもの。

ライターで火を付けるのは男子の担当になった。


「うぉー!すっごーい!ぐるぐるしちゃお~!」

「さゆちゃん、あんまり回すと危険だよ」

「あはははっ!わ~い!わ~い!」


砂良に注意されてるというのに、お構いなしでふざける砂汐奈。

天真爛漫なのは、時に危険で、常に可愛い。


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