キミと、光の彼方へ。
8月20日。

今日は父の命日だ。

私はいつも通り、朝早くから起きて家族分の朝食を作り、掃き掃除をし、墓参りの準備をした。

父が好きだったアジの干物を保冷バッグに入れたこと、墓石の掃除用ブラシがあるかを確認し、カレンダーを見る。

大きな花丸と"お母さん、一時きたくスタート"!が書かれ、今日から1週間に、学校の先生の真似で"よくできました"スタンプが押してあった。

今日から母が帰ってくる。

久しぶりの家族団らんだ。

夕飯は奮発してお刺身にでもしようかなと考えながら、冷蔵庫からいつもの乳酸菌飲料を取り出し、朝から一気飲みした。

歯磨きをし、顔と髪、身だしなみを整える。

保冷バッグとお線香を忘れずに持ったと確認してから、家を出た。

すると、もう目の前に彼はいた。


「おっす」

「おはよ」

「随分大荷物だなぁ。持つよ」

「ありがとう。それと、今日はよろしく」

「おぅ」


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