僕だけにナデナデさせて アミュ恋 3曲目
「でも、大雨の日は来ちゃダメだよ。
石段が滑って危ないし。
僕の家の番犬に吠えられちゃうから」
おちゃらけたような春輝くんの声に
張りつめっぱなしだった私の心が
フッと軽くなる。
「マトイ君にまた
『お前はバカか』って怒られちゃうね」
「わかりにくいけど。
マー君なりの優しさだから」
「春輝くん、ありがとう。
でも私、
春輝くんには会いに来ないよ」
「僕と一緒にいると
彼氏さんを傷けちゃうから?」
私はコクリと頷いたけど。
本当は違うよ。
これ以上一緒にいたら
私が傷ついちゃうからだよ。