麗羅の青春期~10代編~義務教育

幼少期時代の教訓⑤S君との警察沙汰

お金への執着は凄かった。
当時の麗羅の家庭は、欲しいと言えば
物にもよるけど買ってもらったりできていて
お小遣い制やなくて、欲しいもの
例えば、一冊の本が欲しい、その値段が400円だったとし、1,000円札をだし、お釣りが帰ってきます。

だから、極力使わないようにお釣り貯金をしていたのです。
だから、ゲームを買うのはそういう
イベント、誕生日とか、おばあちゃん、おじいちゃんが買ってくれる以外にはダメなのです。

だから10,000円って、大金やからバレないように隠し持っていました。

そうして次の日の朝

S君{お~い
って、走ってきて

一緒に学校に行きました。

授業が終わり、昨日のように、
ランドセルを置きに帰ってから
また、団地に。
行こうとした、後の、橋ぐらいで
S君{おぉ~来たか、って、

なんか、見守り役?みたいな感じで
集合してブランコをこいでたら
ジーッてみる気配がして目があった

急にゾゾッてしてきて
やっぱり帰るわって、言ったら

S君{一人で行動すんなって、

言うてきた。
だから2回目のご自宅(笑)

麗羅{なんか、S君って、怖そうなんやけど(笑)しっかりしてて優しいね

って、言うたら

S君{襲うぞボケっ

て言われて、
だけどなんか、優しくしてくれて
好きになってしまったんかなって思って

麗羅{うんって
言うたら

蚊のなくような声で
S君{へっ?

ってジーッて見つめあって
キスになりかけたとき

ぴ~んぽ~んって、
チャイムが、なって二人ともヽ(; ゚д゚)ノ ビクッ~つて

なって、丸穴覗き込んだら
知らないオジサンが立ってて
S君がびっくりして声をだして

女の子といるんよな?出てきて~
って、返事が

声に覚えがあるから、丸穴を覗いたら
ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!~

目があった。丸穴越しに
怖い~って、ギュッてS君に抱きついた。

でも、S君も震えてた。

S君{とっ、とにかく警察

麗羅{119
っていうたら
消防ですか?救急ですか?って、聞かれて

違う~警察、早く来て早く

って、教えてもらって
110にかけたら

知らないオジサンが丸穴覗いていて怖くて
早く来てって、

言うて、数分後
警察が来てくれた。

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