子連れシンデレラ(1)~最初で最後の恋~
私達はもう一度キスを交わした。
今度は子供騙しのようなキスじゃなく、濃密なキスだった。
「ん・・・あ・・・」

継ぎ間に漏れる私の甘い声。
「君の声って凄くそそられる・・・」

彼は私の開いた唇に優しく舌を入れこんで、味わうかのように口内を蹂躙して、舌を絡め取っていく。

五年振りに交わすキス。

キスの味ってこんなに甘かったかな?

私は完全に女としては干物ちゃん。
社長は煽られ、キスでは止まらず、私を押し倒した。

「柊也・・・さん!?」

「・・・何だか・・・凄く怯えてるけど・・・俺の顔怖い??」

「私・・・五年ぐらい・・・こっちの方はご無沙汰で・・・」

ムードを壊したくなかったけど。


「つい・・・俺も・・・これ以上はしない・・・もう帰るし・・・」

柊也さんは額にチュッとリップ音を立てキスし、カラダを起こし、私のカラダも起こしてくれた。
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