極上社長に初めてを奪われて、溺愛懐妊いたしました



「ええっ⁉ それで、社長としちゃったんだ」


アイスコーヒーを飲みながら私の話に耳を傾けていた柴乃ちゃんが、驚きのあまり口からストローを放す。

そのまま呆然とした様子で私を見つめていたけれど、しばらくするとゆっくりと口を開く。


「何だか驚きの展開なんだけど。まさか恋愛初心者の桃子の口から、そんな衝撃的な話を聞かされる日がくるなんて思いもしなかった」


柴乃ちゃんは、再びストローに口をつけると、アイスコーヒーをズズズと一気に飲んだ。

私たちが今いるのは、雑居ビルの五階にある小さなカフェ。

ここは知る人ぞ知る隠れ家カフェで、柴乃ちゃんが発掘したお店だ。

オーナーの趣味で、アンティーク調のインテリアで統一されている店内はとてもオシャレでセンスがいい。
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