極上社長に初めてを奪われて、溺愛懐妊いたしました
初対面の人といきなりふたりだけで食事をするなんて、私にはハードルが高過ぎる。絶対にムリ。

できれば回避したいところだけど、せっかくの柴乃ちゃんの好意を断ることもできない。


「楓ちゃん……」


助けを求めるように視線をずらすと、肩にポンと手を置かれた。


「行ってこい桃子! 初彼氏ゲットだ」


楓ちゃんにも勧められてしまった。

これで二対一。柴乃ちゃんと楓ちゃんがタッグを組んだこの展開は、きっともう断れない。


「日付と時間、場所については私が相手と連絡をとって決めとくから。桃子にはまた改めて連絡するね」


スマホを振りながら楽しそうに告げる柴乃ちゃんに、私は心の中でため息をついた。




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