極上社長に初めてを奪われて、溺愛懐妊いたしました
上京して九年。東京の夜景なんて見慣れてしまっているものの、こうして船上から見るのは初めてだった。
以前に参加したパーティーのときは、関係者の方々に挨拶をして回っていたため常に気を配っていて、景色を見る余裕なんてまったくなかった。
穏やかに吹き抜けていく心地のいい風を感じながら、目の前に広がる景色を眺めていると、なんだか心がふわっと軽くなるような気がする。
美味しい料理に、素敵な夜景。こんなに素晴らしい誕生日プレゼントをくれた千紘社長に感謝しないと。そう思って、私は視線を隣へと向ける。
そこには、デッキの手すりに軽く両手を置いて、夜景を眺めている千紘社長の姿があり、彼の少し癖のついた黒髪が風になびいてさらさらと揺れている。その横顔が素敵で、思わず視線を逸らせなくなった。
しばらく見惚れていると、夜景に向かっていた千紘社長の視線が不意に私へと移動する。パチッと視線が合って、とっさに逸らしてしまった。
以前に参加したパーティーのときは、関係者の方々に挨拶をして回っていたため常に気を配っていて、景色を見る余裕なんてまったくなかった。
穏やかに吹き抜けていく心地のいい風を感じながら、目の前に広がる景色を眺めていると、なんだか心がふわっと軽くなるような気がする。
美味しい料理に、素敵な夜景。こんなに素晴らしい誕生日プレゼントをくれた千紘社長に感謝しないと。そう思って、私は視線を隣へと向ける。
そこには、デッキの手すりに軽く両手を置いて、夜景を眺めている千紘社長の姿があり、彼の少し癖のついた黒髪が風になびいてさらさらと揺れている。その横顔が素敵で、思わず視線を逸らせなくなった。
しばらく見惚れていると、夜景に向かっていた千紘社長の視線が不意に私へと移動する。パチッと視線が合って、とっさに逸らしてしまった。