極上社長に初めてを奪われて、溺愛懐妊いたしました
「笹崎さん。そんなに慌ててどうされました?」
足早に近付いてきた私を不思議そうに見て、西野さんが首を傾げる。そんな彼女に私は早口で問い掛けた。
「社長は外出していませんよね」
「社長ですか? はい、外出されていないと思いますけど」
社外へ出るには受付の前を通るので、西野さんなら気が付くと思った。でも、どうやら外出はしていない。ということは、やっぱり社内のどこかにはいるはずだ。他に探していないところはどこだろう。
「わかりました。ありがとうございます」
西野さんにお礼を告げて、再び千紘社長を探しに行こうとした瞬間、ふらっと身体の力が抜けて目の前が真っ暗になった。とっさに受付のデスクに手をついて、身体を支える。
「笹崎さん、大丈夫ですか⁉」
「大丈夫です。すみません」
慌ててイスから立ち上がり、私の様子を確認する西野さんに軽く笑顔を見せる。けれど、まだ身体に力が入らず、視界もくらくらとする。もしかして、また貧血だろうか……。
足早に近付いてきた私を不思議そうに見て、西野さんが首を傾げる。そんな彼女に私は早口で問い掛けた。
「社長は外出していませんよね」
「社長ですか? はい、外出されていないと思いますけど」
社外へ出るには受付の前を通るので、西野さんなら気が付くと思った。でも、どうやら外出はしていない。ということは、やっぱり社内のどこかにはいるはずだ。他に探していないところはどこだろう。
「わかりました。ありがとうございます」
西野さんにお礼を告げて、再び千紘社長を探しに行こうとした瞬間、ふらっと身体の力が抜けて目の前が真っ暗になった。とっさに受付のデスクに手をついて、身体を支える。
「笹崎さん、大丈夫ですか⁉」
「大丈夫です。すみません」
慌ててイスから立ち上がり、私の様子を確認する西野さんに軽く笑顔を見せる。けれど、まだ身体に力が入らず、視界もくらくらとする。もしかして、また貧血だろうか……。