極上社長に初めてを奪われて、溺愛懐妊いたしました
瀧本社長とは何度かお会いしたことがあるものの、奥様とは半年ほど前に開かれた瀧本社長の会社の創立記念パーティーで一度しか顔を合わせていない。そのときも挨拶をしただけで、特に会話をした覚えはなかった。

だから、私に会いたいという理由が思い浮かばないものの、誘われたのなら同席しないと失礼になってしまう。


「わかりました。私も同席させていただきます」

「そうか、よかった。それなら定時で上がって、一緒に会場へ向かおう」

「はい」


千紘社長は私の返事を聞いて微笑むと、再びパソコンの操作を始めて仕事に戻った。

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