極上社長に初めてを奪われて、溺愛懐妊いたしました
「彼女にも伝えたが、私の娘の玲香との結婚を断れば、今後一切うちの会社は大鷹不動産からの仕事は受けない。縁を切らせてもらう」


きっぱりとそう言い放った森園社長を千紘さんがじっと見据える。

彼の出す答えを聞くのがこわい。

縁を切るとまで強く言われてしまえば、千紘さんは玲香さんとの結婚を今までのように簡単には断れないはず。

どうか、間違った選択はしないでほしい。

千紘さんが守るべきなのは大鷹不動産。そして、縁を切るべきなのは森園建設ではなくて私なのだから……。


「わかりました」


しばらくすると、千紘さんはふっと静かに笑い、頷いた。
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