極上社長に初めてを奪われて、溺愛懐妊いたしました
「大鷹様。お久しぶりでございます」

「お久りぶりです、竹松(たけまつ)さん。突然で申し訳ないのですが、どこか席は空いていませんか? 今日はふと思い立って入ったので、いつもみたいに予約を取っていないんです」

「そうでしたか。それでしたら、少しお待ちいただいてもよろしいでしょうか。すぐに確認してまいります」


そう告げて、竹松さんと呼ばれた男性店員はお店の奥へと姿を消した。

すると、千紘社長が私を振り返る。


「ここのコース料理はとても美味しいんだ」


竹松さんという男性店員との会話のやり取りからして、千紘社長はこのレストランの常連なのだろう。自宅マンションからも近いし、普段からよく食べに来ているのかもしれない。
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