極上社長に初めてを奪われて、溺愛懐妊いたしました
千紘社長の子供時代の話や、学生時代の部活動の話。彼の趣味が読書なので、オススメの本も紹介してもらった。

穏やかに話す千紘社長の話はどれも楽しくて、私はずっと笑っていた気がする。

だからなのか、普段から思っていてもなかなか伝えられないようなことも、今なら伝えられるような気になってくる。


「私、人見知りで、言いたいことも言えないような性格なんです。なので、千紘社長の秘書に決まったとき、私なんかに務まるのかとても不安でいっぱいでした」


いつもよりも言葉がすらすらと出てくる。酔っている実感はないものの、美味しくて少し飲み過ぎてしまったお酒のせいにしながら、言葉を続ける。


「でも、初めて挨拶へ伺ったとき。千紘社長は私の緊張を見抜いて、優しい言葉を掛けてくださいました。それがとても嬉しくて、不安な気持ちが一気に消えました」
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