極上社長に初めてを奪われて、溺愛懐妊いたしました
「断ろうと思いましたが、せっかくの同期の好意を拒むわけにもいかなくて、紹介された男性と会うことにしました。でも、初対面の男性とふたりきりで食事というのが初めてなので、やっぱりとても緊張していて。なので、相手には悪いことをしてしまいましたが、こうなって少しホッとしている自分もいます。それに……」


視線を千紘社長へ戻すと、私は微笑む。


「思いがけず、こうして社長とお食事ができました。とても貴重な時間でしたし、楽しかったです」


食事をしながら、千紘社長とはたくさんの話をした。

彼の秘書になって二年目。普段の会話は、社長室で仕事の話が中心になるので、こうしてじっくりと千紘社長と向かい合って話をするのは今日が初めてかもしれない。
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