モブ転生のはずが、もふもふチートが開花して 溺愛されて困っています
レジスが戻ってこないまま、学年末パーティー当日を迎えた。
学年末パーティーはクリスマスのときとちがい、まだ外が明るい時間に開催される。そのため、今日は朝から大忙しだった。
早朝からマルトさんがパーティーに出す料理の仕込みを手伝いながら、寮生への朝食準備も同時に行う。
食堂での仕事がひと段落ついたかと思えば、すぐさまアナベルに呼び出された。
アナベルの使用人に囲まれながら、私はまるで着せ替え人形のように好き勝手ドレスアップされていく。
長い髪の毛はハーフアップにまとめられ、パーティーで映えるようにか、いつもよりメイクは大胆に仕上がっている。……耳の上には、レジスからもらった髪飾りをつけてもらった。
ドレスはアナベルが自ら私に選んでくれた、スカイブルーのAラインドレス。
しかも、貸し出しでなくプレゼントすると言われた。
「ここまでしてもらった上に、ドレスをもらうなんて出来ない」と遠慮する私に、アナベルは言う。
「そのかわりに、今度獣化した姿を見せてちょうだい」
どうやら、アナベルは私の獣化能力に興味津々だったようだ。
こうして私はドレスと引き換えに、アナベルの前で白猫になることを約束した。
準備は整い、あとはパーティーに向かうだけ。パーティー会場は学園からそう遠くない。歩いて行ける距離なので徒歩で向かおうとすると、アナベルが一緒に馬車に乗ろうと誘ってくれた。
「フィーナ!」
寮を出ようとすると、マルトさんに声をかけられた。
「アナベルにやってもらったのかい? すごく綺麗じゃないか」
食堂でのエプロン姿に見慣れていたマルトさんは、私のドレス姿を見て目を輝かせた。
「えへへ。ありがとうマルトさん。こんな高価なドレス着たことがないから、なんか照れくさいわ」
「フィーナはかわいいからなんでも似合うよ。……行ってらっしゃい! 楽しんでおいで」
私は大きく頷き返すと、マルトさんに手を振ってアナベルの待つ馬車まで走り、会場へと向かった。
学年末パーティーはクリスマスのときとちがい、まだ外が明るい時間に開催される。そのため、今日は朝から大忙しだった。
早朝からマルトさんがパーティーに出す料理の仕込みを手伝いながら、寮生への朝食準備も同時に行う。
食堂での仕事がひと段落ついたかと思えば、すぐさまアナベルに呼び出された。
アナベルの使用人に囲まれながら、私はまるで着せ替え人形のように好き勝手ドレスアップされていく。
長い髪の毛はハーフアップにまとめられ、パーティーで映えるようにか、いつもよりメイクは大胆に仕上がっている。……耳の上には、レジスからもらった髪飾りをつけてもらった。
ドレスはアナベルが自ら私に選んでくれた、スカイブルーのAラインドレス。
しかも、貸し出しでなくプレゼントすると言われた。
「ここまでしてもらった上に、ドレスをもらうなんて出来ない」と遠慮する私に、アナベルは言う。
「そのかわりに、今度獣化した姿を見せてちょうだい」
どうやら、アナベルは私の獣化能力に興味津々だったようだ。
こうして私はドレスと引き換えに、アナベルの前で白猫になることを約束した。
準備は整い、あとはパーティーに向かうだけ。パーティー会場は学園からそう遠くない。歩いて行ける距離なので徒歩で向かおうとすると、アナベルが一緒に馬車に乗ろうと誘ってくれた。
「フィーナ!」
寮を出ようとすると、マルトさんに声をかけられた。
「アナベルにやってもらったのかい? すごく綺麗じゃないか」
食堂でのエプロン姿に見慣れていたマルトさんは、私のドレス姿を見て目を輝かせた。
「えへへ。ありがとうマルトさん。こんな高価なドレス着たことがないから、なんか照れくさいわ」
「フィーナはかわいいからなんでも似合うよ。……行ってらっしゃい! 楽しんでおいで」
私は大きく頷き返すと、マルトさんに手を振ってアナベルの待つ馬車まで走り、会場へと向かった。