秘密事項:同僚と勢いで結婚した


「その顔、もう一回見たいんだけど。」

「む、むり!」


私の主張など無視して、またクイクイお腹側の壁を指の腹で擦り始める。2回目は本当にすぐだった。数分もせずにもう一度頂点を迎えて…。


「…うねってる。顔も真っ赤で…可愛すぎ…」


本当に悔しかった。私ばっかり。
さっき止めずに最後までやって千智の体力を奪い取ればよかった、と後悔する。


「……私も夫のこと…たくさん愛したい…」

「誘惑してる?」

「…………ナカ…欲しい…」

「……何が?」


わかってて聞くから本当に意地悪な人だと思った。


「千智の…」


察してるでしょ!と思うけれど、恥ずかしがりながらも言ってしまうあたり、かなり私の心は舞い上がっている。


「………愛させて…」

「っ……ほんと、李ってズルいよな…」


何も着けずに私と繋がる。この時、彼はいつも幸せそうな表情をして真っ直ぐに目を合わせる。少しだけ静止して馴染むのを待った後は優しく動き出す。


「……ッ…はぁ…」

「んっ…ぁん…あぁ…♡」

「キッツ…。あったかくて…柔らかくて……んっ……激しくしていい…?」

「うん…っ…」


私が承諾すれば、彼は思うままに肌と肌を打ち付ける。乾いた音とグチュッといやらしい音を立てて求め合えば、お互いに息が上がる。


「李…俺……李と結婚できて幸せだよ…っ…」


なんで今、このタイミングで言うんだろう。
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