久遠くんの溺愛が止まりません
「担任もこんな重いもの小春ちゃんに持たせるなんて、どうかしてるよ。」
「先生も手がふさがってたみたいだし…」
「女の子はぬいぐるみより重いもの持つ必要ないんだから。
…そういう時は頼ってよ。」
「うん。」
ぬいぐるみは大げさだけど女の子扱いは素直に嬉しい。
教室に行くまで平然とした顔で運んでくれてちょっと男らしいななんて思ったり。
「すごく助かったよ。ありがとう!
いっくんって力持ちなんだね。頼りになるなぁ。」
自然と思ったことを言うと
「そんなこと言われたら勘違いしちゃうんだけど。」
「勘違い??」
「今はわかんなくていいよ。」
いっくんはそう言って自分の席へ帰っていった。
「先生も手がふさがってたみたいだし…」
「女の子はぬいぐるみより重いもの持つ必要ないんだから。
…そういう時は頼ってよ。」
「うん。」
ぬいぐるみは大げさだけど女の子扱いは素直に嬉しい。
教室に行くまで平然とした顔で運んでくれてちょっと男らしいななんて思ったり。
「すごく助かったよ。ありがとう!
いっくんって力持ちなんだね。頼りになるなぁ。」
自然と思ったことを言うと
「そんなこと言われたら勘違いしちゃうんだけど。」
「勘違い??」
「今はわかんなくていいよ。」
いっくんはそう言って自分の席へ帰っていった。