俺のボディガードは陰陽師。~第四幕・夜に抗う~
そんなお姉さんのような麗華さん、この話をまだ俺としたいみたいだ。
「…ではでは、伶士さん?どのようなお方なのかだけお聞かせ願えませんか?本当は直接お会いして見極めたかったのですが」
「は…」
どのようなお方って…。
その一言で、サッと血の気が引く。
…見極める?
え?俺の恋愛に口を出そうとしていたの?
何という!…過保護すぎやしませんか?
…しかし、麗華さんは兄貴と薫の件を知っている。俺が泣きを見たという結果も。
だから、俺のことを過剰に心配しているんだろう。
変な女に引っかかってやしないか、だから見極める、か。
別にいいんだけどさ。泣きを見ようが俺の責任なんだし。
戸惑いでその質問の返答をなかなか出来ないでいると、麗華さんは目をキラキラさせながら、その視線でモノを訴えてくる。
「…ダメですか?ダメですか?…どんな素敵なお方か知りたいのです!」
「………」
顔に『好奇心』と、書いてある…。
女子ってば、そんな話好きだよな?
あ、男子でもチカはそんな話が好きか。