俺のボディガードは陰陽師。~第四幕・夜に抗う~
本気だとか素敵だとかは、どうでもいいですが。
人を好きになるきっかけって、結局はそういうことなんじゃないかと、思う。
一連の会話に満足したのか、麗華さんは引き続き目を輝かせた上に、少女のようにうっとりしていた。
満足したのなら、別に良いんだけれど。
っていうか、麗華さん、もう二十歳でしょ?
そんな少女のようにうっとりされても…。
…だが、しかし。
「で、見た目はどんな?…似てる芸能のお方とか?ほらテレビに出てる…」
「芸能のお方?…芸能人のことですか?麗華さん、テレビ見るようになったんですか?」
「オホホホ!平民高校で楽しむにはテレビを見ないとお話に着いていけないことに気付いたのですよ!じぇいわいぱーく、ご存知ですか?オホホホ!…で、どの方かそっくりな方いらっしゃいますの?オホホホ!」
「………」
随分コアな人の名前出してきますね。
…でなくて、随分、いろいろ聞きたがりですね。
これじゃあ、少女というか噂好きの近所のおばちゃんだ。