俺のボディガードは陰陽師。~第四幕・夜に抗う~
しかし、これは。
可愛い飼い犬が死んだ時の、タダの昔話。
…では、なかった。
ピンクが亡くなってから、数日過ぎたある日。
竜堂の彼女の様子が、急におかしくなった。
『犬になった…?』
『ああ。…ワンワンしか喋らなくなったり、急に四足歩行で歩き出したり…こいつとうとうイカれたと思ったんだけど』
おはようと挨拶しても、ワン。
おまえどうしたんだ?!と、声を掛けてもワンワン。
ふざけてんじゃねえよこのバカ!と、怒鳴るとキューンと怯える。
俺の彼女、犬になってしまった…!
何が起こったのかよくわからないまま、彼女は学校で犬のように振る舞う。
ワンワンと四足歩行で過ごす女子生徒に、クラス内は騒然としてしまい。
挙げ句の果てには、担任の先生にも気付かれてしまった!
先生も、生徒が犬のように振る舞っていてビックリ!
しかしそこで、先生が提案したこととは。
度肝を貫かれる内容の話だった。
『陰陽師に、見てもらう…?』
『ああ。何でも、担任の先生の友達の奥さんが陰陽師だっていうのよ』