俺のボディガードは陰陽師。~第四幕・夜に抗う~
え?先生の友達の奥さんが陰陽師?
陰陽師ってそんなにいるの?
そして、竜堂の親友である幼なじみを一人同伴させて、彼女をその陰陽師のところへ連れて行く。
しかし、蓋を開けてみれば、そこは犬になった彼女本人の親戚の家で、その奥様陰陽師は、彼女の母の従姉妹だったという。
彼女の身内に陰陽師がいるという事実を、そこで初めて知るのだった。
彼女の曾祖母が、陰陽師総本山を取り纏める、陰陽師の総帥であることも。
『…確かに《陰陽師のばーちゃん》の話は前から聞いてたんだよな。まさか、本当に陰陽師なんてものがいると、思わなかったけど』
竜堂は、思い出し苦笑いをしていた。
そして、犬になってしまった彼女を見てもらうが。
その結果は、衝撃的なものだった。
犬。
彼女には、怨念たっぷりの犬の死霊が取り憑いている。
犬の死霊…?
そう聞いて、ドンピシャの心当たりがあった。
まさか、その犬って…!
自分ちの飼い犬…!
しかし、事態はそれだけではなく。
そのピンクは、生前から竜堂を彼女に盗られたと思い込み、彼女を妬んで憎んでいたという。