俺のボディガードは陰陽師。~第四幕・夜に抗う~
『…当時はそんなに妖怪の類が出現してたんですか』
思わずその疑問を口にしてしまう。
すると、竜堂は『うーん、何つーか…』と、言葉を探していた。
『…ヤツそのものの問題、というか』
『彼女さんの問題?』
『うーん…爆発的に、戦闘センスがないっていうのと』
『戦闘センス…?』
おいおい。神の力にセンスも何もあるのかよ。格闘技じゃあるまいし。
『…あと、ヤツだけセオリーな神童ではなかったというか』
ヤツだけセオリーではない、というその意味とは。
本来、神童ってのは守護神の力を借りる時、開印の文言を唱えて守護神を『召喚』するらしい。
守護神が姿を現して、神童の盾となり、或いは武器となり戦う。
…この話を聞いた時はピンと来なかったが。
北桜学園の件で、神童が守護神を呼ぶその様を初めて目にした時に納得した。
玲於奈が守護神を呼び、炎の中から女の子の姿をした神様が登場。
金色の鳥へと姿を変え、炎を纏って特攻隊のように敵さんへと突っ込んでいった。
…確かに、守護神を『召喚』し、守護神が現れた。