俺のボディガードは陰陽師。~第四幕・夜に抗う~
またしても、忠晴が丁寧に我が家の玄関の扉を開ける。
忠晴堅苦しい!と、思って、みんなの後に続いて中に入るが。
「広っ…」
「すごーい!広ーい!」
我が家のタダだだっ広い玄関に、みんな足を止めて周りを見渡していた。
みんなの驚愕リアクション、いい加減慣れてきた。
「みんな上がって」
「…広すぎて、靴をどこで脱いだらいいかわからん!」
「好きなとこどこでもいいよ。俺いつもここ」
「お気に入りポイントあるんかい!」
次々と靴を脱いで中に入るみんなに、颯太が「靴を揃えろ!」と、なぜか仕切っている。
次期キャプテン、こんなところでリーダーシップ発揮してるぞ。
そんなみんなの様子を見ながら、待つ。
…すると、そこへ。
「奥サマ、今日モ美味シイお茶アリガトウゴザイマース」
「ゴチソウサマデース」
「皆さんお疲れさま!また明後日もよろしくねー!」
「ハーイ!ガッテンショーチデース」
複数の足音と話し声がこっちに近付いてくるのがわかる。
片言…そうか。今日はいらっしゃる日だった。
そして、玄関にいる俺達の前に姿を現す。