しかくかんけい!


「でも、泣きそうな顔してるね」

「っ、」


怖かったんでしょ、という切ない声で、

なぜか君も、かなしげな目をする。


そうじゃ、ないよ……。

私が泣きたいのは、そのせいじゃ、ない。


「ごめんね。でも俺、ああいうやつらともよくあそんでるんだよね」

「あの人たちは、お友だちなんでしょ?」


だから遊ぶの当たり前じゃん、と思ったことを言ったら、しょーくんの眉間はさらに深くなる。


「ハナの思ってる健全な遊びじゃないよ。夜からはじまる男女のあそび」

「だ、男女の……?」

「そ。学校でも見たでしょ?あの教室で」


あの、教室で……。


ぐっと下唇を噛む。

いろんな女の人と、そういうことを、している。

その仲間が、あの人たち。



「ど、どうして……」

「ん?」

「どうして、そういうあそびをするの?」

「……、」



私の声は震えていた。


君がわからないよ。


わからないから、

悔しくて、知りたくて、苦しくて、好きで、

泣きたいんだよ。



「どうしてっ……」


ぽろり、と、感情がゴーサインを出した。



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