しかくかんけい!
駆け寄って、少し高めの位置にある肩へ持たれる。
「なーに、嫉妬してんの♪」
「は」
「ちゃーんと聞こえたよ? “かっこいいセリフ教えて”って」
「全然違うし」
かっこつけて、じゃなくて、
かっこついて、か。
それってもしかしなくても褒め言葉だよね。
うわー嬉しいなー、なんて笑えば怪訝な顔で睨まれる。
「そーゆーそらっちは、やっと気づいた愛を伝えたわけ?」
「うん」
「うん、そっかー。 ……ってマジ?」
「同棲することになった」
へ、と間抜けな声が出た。
びっくり仰天!目からビーム!
意外と手が早いのな。俺が言えないけども。
「え、何、じゃあもうヤったわけ?」
「っ、デリカシーのデもねぇなお前」
「うっわーー!そうだクリスマスだ、性なる夜じゃん!やるねーあんた」
「うっざ」
バシッと叩かれそうになり、いや叩かれて、少し距離をとったそらっち。
あーでも、と言いながら近づく俺。
「そうだよなー、今さらだもんね二人とも」
「うん」
「ずっと幼馴染としてそばで見てたんだからねー、あたりまえの存在として」
あたりまえ、という部分を刻んで強調する。