しかくかんけい!
わからない、けど、私は。
そんな君を、難解なしょーくんを、
「わかめだけどね、昆布だけどね、私やっぱりしょーくんのこと好きだなあって思うの」
こんなにも好きになっちゃった。
「……わかめと昆布?」
「好きなんだ」
「へえ」
「しょーくん、」
ないしょ話をするように、こそっと。
周りの子どもたちには聞こえないように。
「だいすき」
君の耳だけに、唱える。
意味わかんね、と言って、くすっと笑う。
イルミネーションのツリーが真上を通過して、ぱっと光の雨が降る。
一瞬だけ。
影が眩しくなった。
次の瞬間にはもとに戻った。
気のせいかもしれない。
星屑のような雨がそこに反射しただけなのかもしれない。
君の瞳の奥に潜む闇が、煌めいた気がした。