しかくかんけい!



じっと、それを見つめる。


私の心臓はバカみたいに暴れているのに、私の口は穏やかに言葉を流す。



「私、ちょっと不安だよ」

「ふあん、」

「どうしてもしょーくん、私を見てくれないもん」

「見てるよ、今も」

「違うよっ」


そういう意味じゃない、と首を振ったら、君は口を結んで目をそらす。


目を、そらす。



「返事、きいてないよ」

「……」

「私、こわいよ」

「……」



クリスマスに私の想いをはっきり告白してから。

ちゃんと伝わったのかな、とか。

きらいすぎて返事さえもしたくないのかな、とか。

なかったことにされちゃったのかな、とか。



今日も、いまも、そんなことばかり気にしちゃって、気にしないふりをして、でもやっぱりすごく怖くて本当は逃げ出したいくらいだ。


でも、待つと決めたからには、そう思うのは矛盾しているかもね。



「しょーくんの心の中にはきっとまだ、愛莉がいるんだろうけどね、」


だからきっと、そんな顔するんだろうな。


昆布な頭がそう解釈した途端、とてもとても息苦しくなる。

心臓が粉々に散りそうで怖い。


だけど。






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