しかくかんけい!



右も左も前も後ろも、キラキラな世界。

はじめてしょーくんを見たときのキラキラみたいだ、と思った。


ちら、と目をやると、君は横顔だった。

眩しいなあ、と思った。

そして私も、前を向く。




「そういえばどこで花火見る?」

「あー今何時」


そらくんとしょーくんがきょろきょろ場所と時間を確認する。

スマホの数字は2と3と4と5。


あ。


「変化を、乗り越える……」


小さくつぶやいた。


なんか言った?と愛莉が私を見たから、ううんあと15分だよ、と微笑みかけて。


「そろそろ場所探そっか」

「うんっ」


私たちも辺りを見渡しながら歩く。


できるだけ高いところ、遮るものがないところ。

ぼんやりそう考えている中、どうしてもその数字が浮かび上がって。


2 3 4 5 。


“変化を乗り越えて”

と、天の使者が告げているらしい。


234が成功を信じること、5は変化すること。

それらが並んで、成功を信じて変化を恐れないで、というメッセージになる。


エンジェルナンバー、なんていうスピチュアルをちょっとだけ、今だけ、信じてみようかなあと、いや信じたいなあと、そう、思った。




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