しかくかんけい!


「……っ、あの、」


うれしいけど、あったかいけど、ちょっぴり恥ずかしいなあ。

そんな思いをこの視線にのせた。


すると、ふ、と目を細めた君は、あーーー、と言いながらしゅるしゅると力が抜けていくようにしゃがんで。


そのおかげで視界が開けた私。

いたたまれなさそうにこちらへ送る にやけ顔の2人。



「……へへ、」


ゆるんだ笑筋はおかまいなしに私の表情を満面の笑みにしてしまう。

それに逆らう余裕はないし、理由もないし、とにかく今、すごく幸せなんだ。


「あけおめっ!」


そんなハッピーオーラ全開で無意識に両手ピースなんてしちゃってそう、新年のあいさつを、したんだ。


「おめでとう、ふたりとも。ふふふっ」

「ぷっ。いろんな意味でおめでと」


そしたらなぜか、愛莉とそらくんはおかしそうに肩を震わせながら、新年以外の“おめでとう”もくれたんだ。



「あはは、ありがと〜」


幸福感で胸いっぱいの私には、そう返すのが精一杯だった。




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