しかくかんけい!
あとから聞いた、君の話。
元日が誕生日だって情報をそらっちから教えてもらった。
だからスルーされがちだって前にハナが愚痴ってたと聞いた。
だったら俺が幸せな誕生日にしたいと思った。
大晦日の「もうちょっと待って」はそういうこと。
ときは遡ること高1の4月、
初めて話したあの道案内、今も鮮明に覚えている。
そのときから実は気になっていた。
そのときのハナの反応に手応えを感じていた。
だからソロコンのお願いされたあの日、ハナから告白されると思っていた。
1日あけといたの真相はそういうこと。
でも不純な俺と純粋なハナは不釣り合いだよねって怖気づいた。
ベクトルの向きが愛莉になったのはいわゆる現実逃避みたいなもの。
でもその愛莉から俺の本気を見抜かれた。
散々、自分の首絞めて、愛莉を利用して、そらっちを嗤って、ハナを、こんなに、苦しめて、
本当に、最低な男だけど、いいわけ?
……──────「やっと、解けた」