❀🍞Pan・Rouge🍞 Ⅰ❀
2人はジャガバタを食べる事にし、唐揚げを買う事にした。賽銭の金は今、チャラン、と投げると、二人は先ず、縁結びの御利益があるお参りにし、お寺に行くと、初詣の金を投げると、彼はパンパン、と手を合わせると、『―――子宝に・・・恵まれるように。』と言った。菜緒はパンパン、と手を叩くと、お祈りをした。彼女は縁結びの御利益がある所にいった。初詣は、こうして始まった。先ほど、些細な事で、喧嘩してしまったが、その分、とても楽しく一緒にいられた。彼女の化粧はナチュラルで、唇にキスしたくなる。ドキドキ、としており、菜緒は智也をじっと見やる。何故か、彼女を見ていると、すぅ、と頬に手を添え、ゆっくりと顔を近づけた。それから、二人は誰もみていない所で、キスをしていた。
『―――貴方・・・私の事・・・ずっと好きで居てくれる?』
『―――勿論、ずっと好きで居るよ・・・何、馬鹿な事を言っているの?俺が好きなのは、お前だけだからな・・・廉也と付き合っている奴と、他人の彼女と付き合う訳ないだろう?』
『―――あら・・・そうなら良いんだけど、貴方に・・・もっといいプレゼント、してあげたい。貴方に・・・相応しいのは、香水だわ・・・貴方・・・いつも香水付けて、良い匂いがするの・・・貴方には・・・浮気されたくないわ・・・』
『―――あぁ・・・これ、ちゃんと男性用だから、大丈夫。浮気しないと、言っただろう?』
彼女は彼が真っすぐ見てくるのを見て、『―――分かった。』とはっきりと返事をした。廉也はずっと彼女が好きで、彼に取られてしまった時があったが、今は、彼はーーー智也は菜緒が好きだ。
―――菜緒・・・ありがとう―――
―――一緒に・・・いるよ・・・何があっても・・・
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